2018-01-01から1年間の記事一覧

年末年始に自分と向き合い目標設定するためにお薦めな3つの本

あっという間に、仕事納めとなり今年も年末。そして、2019年という新年になります。年末年始には、私は毎年、1年間を少し振り返り、次の年の予定や目標、達成したいことについて、自分と向き合い考える時間をとるようにしています。この年末においても、考え…

新たな起業と雇用を生み出す福岡市の国家戦略特区の取組が興味深い!

史上最年少36歳で福岡市長に就任された、高島宗一郎市長が福岡市の経営に関する著書を出版されています。(福岡市を経営する) ◆福岡市は今、こんなにすごい! ◆ ・人口増加率は東京を抜いて1位 ・地価上昇率は東京都や大阪府の約2倍 ・政令指定都市で唯一、5…

未来の教育の目指すべき姿と教育改革が実現しやすい組織

sugiyamamikito.com 目に留まったツイートから、大阪市議会議員の方のブログ記事「質疑:今の時代に合った教育を展開しよう」を拝見しました。内容は、議会での質疑内容についての記事です。専門用語がちらほらあり、一般には理解しづらい部分もあるのではな…

愛知県立愛知総合工科高等学校から見る公設民営学校の今後の可能性

愛知県の愛知総合工科高等学校について少し調べてみる。愛知県立愛知総合工科高等学校は、その名のとおり、公立の高等学校ですが、平成29年度より専攻科を公設民営化し、名城大学が運営しています。公設民営で大学法人が運営しているのと、特に技術系人材の…

柴山・学びの革新プランを見て、今後の注視したい教育政策3つの論点

先日、11月26日に経済財政諮問会議・未来投資会議・まち・ひと・しごと創生会議・規制改革推進会議 合同会議 が行われました。平成30年11月26日 まち・ひと・しごと創生会議・規制改革推進会議 合同会議その会議の中で、文部科学大臣提出資料、「新時…

【読書】ザ・会社改造 340人からグローバル1万人企業へ

今回は政策系の記事ではなく、読み返している本についてのメモ。久しぶりにこの本、ザ・会社改造(三枝匡)を読み返していますが、やっぱり良い本です。三枝さんの本は、戦略プロフェッショナルからの3部作もすべて読んでいますが、どれも非常によく、非常に…

省庁横断の報告書検索サービス「CLIP」を使ってみた。

ツイッター経由で、「CLIP」という省庁横断の報告書検索サービスサービスがあることを知りました。note.mu 「そういえば、リサイクルのことを調べているんだけど、環境省とか経産省とか、いろんなところに報告書があって、なかなか面倒なんだよね。」 という…

EdTechの市場規模と関連サービス(備忘メモ)

出典:ITソリューションフロンティア EdTech市場の現状と課題 (野村総合研究所)拡大するEdTech市場。クローズアップ現代やワールドビジネスサテライトなどでも動向や関連サービスが報道されていたので、市場規模に関するデータと関連するサービスを少しまとめ…

大阪府箕面市の教育データを活用した取り組みが素晴らしい!

大阪府箕面市の「子どもステップアップ調査」の取組について、スマートスクール構想検討WG配布資料で紹介されています。データを活用した学校経営として、非常に参考になる事例なので、ブログに備忘録として少し要点をまとめておきます。 1.データに基づい…

学力向上への貢献度を教員評価に含めてはいけないの?(大阪市の学力テストを教員評価へ反映する議論について)

https://twitter.com/izure_tobuka/status/1030459242128392192?ref_src=twsrc%5Etfw 大阪市の学力テストの件が話題になってから、一月半以上たってしまいましたが、上記のツイートはこの問題について、わかりやすく写真も添付して表現されていたので、備忘…

N中等部の挑戦・既存の中学校に通わなくてはいけないのか?

nnn.ed.jp japan.cnet.com N高等学校を運営する、学校法人角川ドワンゴ学園が、「N中等部」を2019年4月に開校するという発表がありました。N高を作っているのでこれは自然流れかと思いますし、いずれこういう学校が出てくるのではないかと思っていました。

期待の専門職大学「i専門職大学」と「ミネルバ大学」の共通点と違い

平成31年度より、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関として、専門職大学(※1)が創設されます。この専門職大学の中で、個人的に注目している大学が、ICTでイノベーションを起こす人材を育成を掲げ2020年4月新設を目指す、i専門職大学(以下、i大)です。…

学習者の学力を高める要因は何か?(【紹介】ジョン・ハッティ 教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化)

John Hattie 教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化 今、この本を読んでいます。本書は、学習者の学力を高める要因を調べることを目的に行われた分析結果として、学習に影響を及ぼすさまざまな要因について説明しています。 少し…

全授業がオンライン!4年間で7都市に滞在!ミネルバ大学を知るための4つのお薦め動画

先日、ミネルバ大学についての記事を投稿してから、そういえば、クローズアップ現代でミネルバ大学って紹介されていなかった??っと思い出して、Youtubeで検索。すると、多くはありませんが、ミネルバ大学についての動画がYoutube上にあったので、まとめを…

学生が4年間で世界7つの都市に滞在しながら学ぶ「ミネルバ大学」がすごい!

人と情報が国境を越えて行きかうグローバル社会において、まさに真のグローバルな大学といった表現がふさわしい大学が「ミネルバ大学」ではないか、そうした感想をもった。その感想を抱いた記事とは、元ミネルバ大学日本連絡事務所代表の山本秀樹氏の「未来…

通信制の中学校は基本的に認められていない

先日、堀江貴文氏主宰の新しい高等学院、ゼロ高等学院(ゼロ高)が10月に開校するとのニュースを受けて、下記の記事を書きました。 written-by-k.hatenablog.com 堀江氏のゼロ高等学院は、通信制高校と教育連携することで、高卒資格を取得することが可能であ…

Society5.0(超スマート社会)における教育政策の課題と方向性(メモ)

文部科学省初等中等教育局 合田財務課長のコラム “「Society5.0に向けた人材育成-社会が変わる、学びが変わる-」が提起しているもの”を拝読。とりいそぎ備忘録として、ブログにメモをしておきます。 本コラムは、わかりやすい文章で書かれているので、今後…

ゼロ高等学院が開校 多様な教育の選択肢の提供とそのスキーム

ホリエモンこと、堀江貴文氏主宰の新しい高等学院、ゼロ高等学院(ゼロ高)が10月に開校とのこと。 prtimes.jp ゼロ高等学院については、以下に抜粋したプレスリリースの説明の通り、行動し学びを得られる(座学を目的とせず、行動を目的とする)教育機関で…

日本の教育に足りないもの(教育行政をとりまく規制等)

forbesjapan.com ISAKを運営している小林りんさんの記事「日本の教育に足りないもの」を拝見しました。 個性を伸ばすことが大切だと言われている時代に、時間数や単位数まで、事細かく国が規定する必要が本当にあるのだろうか。特に、生徒自らが選択をして入…